実験内容:クーロン結晶の観測


ヘッドライトに照らしだされた霧のように浮遊するダストプラズマ。
中央部、わずかにクーロン結晶を見ることができる。(2001.3.7)


紹介



左図に実験を行った時の、概略図を示す。

この時の真空度は約3.0[Torr]

高周波電源の FORWARDは約100W 、 REVERSEは約50W

の値を示していた。

また微粒子の大きさは、0.3ミクロンであった。





本研究について:クーロン結晶はプラズマ中の負に帯電した微粒子(ダストプラズマ)が正イオンの 背景の中で互いのクーロン力による相互作用で結晶格子状に配列する現象のことである。そのため 非常に美しい結晶構造となることが予想され、また、格子間隔が数百マイクロメートルであり 、肉眼でも配列の状態を見ることが可能であるため、結晶の構造などを直接目で観測できる ビジュアルなモデル系としてや新材料創造製への応用が期待されているものである。 詳しく



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